ギフト向けのやる気スイッチ
とにかく好きなことを目一杯、やることでストレスを解消してほしい。
そのなかでもとくにお薦めしたいのが、身体を使って汗を流すスポーツだ。
本番では体力も重要だ。
そのためストレス解消とともに体力も養えるスポーツはとても合理的である。
日頃から好きなスポーツかやりたいスポーツを一つ作り、ときどきは汗を流しながら体力も同時に養ってほしい。
またときにはストレスを逆手にとって、いちばん辛いときに問題を解いてみるもいいトレーニングになる。
本番の試験では、当然のことながらストレスがかかる。
どんなに用意周到に準備をしたとしても、そこから免れることは不可能だ。
そこで逆にそのようなときにこそ、平常心で問題を解ける精神力を養っておくのだ。
当日はいろいろな状況が待ち受けているに違いない。
風邪を引いているかもしれないし、極度の睡眠不足かもしれない。
それでも試験を受け、合格しなければいけない。
再びゴルフに例をとると、プロのゴルファーはトラブルショットの練習を欠かさない。
アマチュアは止まっているボールを練習で打つだけだが、プロはトラブルに備えて日々、練習を行なっている。
その理由は、トラブルに対処できるようになっておけば、本番で落ち着きを保てるし、余裕ができるからだ。
どんな試験、試合であっても、ストレスがまったくかからないことはあり得ない。
トラプル時に当たってどう対処するか、それができるかどうかで、本番での落ち着き度合いが違ってくるのである。
だからこそストレス解消のためにハメをはずし、好きなことに全力を尽くすと同時に、ときにはそのストレスと正面から向き合い、乗り越える精神力、ノウハウを身につけておくことだ。
それが試験勉強を継続させ、挫折を防ぎ、本番に向かって実力をつけていくベストの方法であろう。
睡眠は無理に削らず、直前になったら少しだけ削るつぎに睡眠の問題だが、これは規則正しく、マイペースを保って同じ時間だけ毎日、寝るようにすればいいだろう。
無理に睡眠時問を削って勉強時間を増やしても、体調は狂うし、集中力も途切れてしまう。
大事なのは自分に合ったサイクルを守ること。
一日だけたくさんやっても、翌日にたっぷり寝てしまっては元も子もない。
私の場合は基本的に七時間、寝ることにしていた。
日本人の平均睡眠時間は七〜八時間だろうから、いくら最短期問で合格を目指すといっても、働きながらの受験なのでそのくらいは必要ではないか。
人によっては六時間でもかまわない、五時間でもかまわないという人もいるだろうから、それはそれでいい。
その人にとって無理のない時間であればいいということだ。
ただそうはいっても、本番直前だけは例外だ。
試験の何カ月前から臨戦体勢を敷くかは個人によって違うが、それが決まったならば今までの睡眠時問を多少削り、勉強時間に当ててほしい。
あまり長丁場をその期間に当てるのはよくないが、自分でキープできる範囲内、無理がきく範囲内で頑張ってもらいたい。
意外にその頃にはテンションも上がっていて、自分でも驚くほど頑張ることができるものだ。
本番直前は今までとは逆に、勉強一色になってもいいと思う。
それまではマイペースを保ち、精神的にも落ち着きを保ちながら勉強してほしいが、さすがに直前になったときは勉強だけに集中しよう。
私も本番前は七時間の睡眠時間を五時間に短縮した。
慣れるまでは少し眠かったが、慣れてしまえば、それが当たり前になってしまった。
注意が必要なのは、短くなった睡眠時問ではあるが、その時間を規則正しく守ることだ。
これは通常のときも同じだが、四時間だったり、七時間だったりすると、意外に眠気に襲われる。
それが五時間をキープしていると、生活もそれに合うようになってくるから不思議である。
ただし個人差があるといっても、極端に短くはしないでもらいたい。
私の経験からいっても、最低五時間は必要ではないだろうか。
三時間や四時間では、身体を壊してしまう危険性があるからだ。
「睡眠は規則正しく、頑張ればいい」月に一〜二回は完全休養日にして、逆に焦りを生むのも効果的これは当然といえば当然といえようか。
どんなに頑張り屋の人でも、まるっきり休まないで勉強し続けることはできないし、たとえそれが可能であっても、能率はどんどん落ちていくに違いない。
それを防ぐためにも休養日が必要なのだが、その割合はどの程度にすればいいだろうか。
私の提案としては、月に一〜二回を完全休養日に当てるのがいちばんいいと思う。
もちろん個人差があるので、週に一日は休まないとリフレッシュできないのであれば、それはそれでいいだろう。
ただそれらの休みの日も含めて計画を立て、合格ラインに到達できるようにしなければいけないので、直前になっても慌てないようにある程度の厳しさは必要だ。
あまりに余裕のあるスケジュールでは難関資格は突破できないのは必然だろう。
そのためまずはスケジュールを優先し、それから休みの日を決めるようにするといい。
ときには体調を崩すこともあるだろうから、予備日を少しだけとっておいてもいいかもしれない。
最初から多少のトラブルは見越して、スケジュールを作成することだ。
私の場合は逆に休みをとることで、焦りを利用したものだ。
いくら今日は完全休養日といっても、なかなか一〇〇%、勉強のことを忘れて遊べないものである。
そこでわざと目一杯、休んで焦りを増幅し、翌日からの勉強に生かすのである。
一日でも休んだ分を取り戻そうと必死になり、そうしてやる気をアップさせたのだ。
一方で、完全に頭を休めることで、頭脳をリフレッシュさせ、働きを高める効果もある。
毎日、ギリギリまで集中しているため、頭の金属疲労″が起きてくる。
それを防ぐ意味でも、ときどきは完全休養日を設けてほしい。
しかしそうはいっても、先ほどの睡眠時間と同じように、試験の直前だけは休まないで頑張ってもらいたい。
ゴールはもうすぐ目の前だ。
そう思って勉強だけに没頭することだ。
最後の頑張りが思ってもみない成果を生むことも珍しくない。
多少の無理は仕方がない。
気力で乗り切ってほしい。
休みは月に一〜二回の完全休養日と、ときどき休む時間とを使い分けること。
その二つがコントロールできれば、精神と肉体のバランスも保てるはずだ。
迷いが生じたら一人で解決しろ!決して人に相談してはいけない敢えて私は、迷ったときこそ、「一人で踏ん張れ、一人で山を乗り越えろ」と悩める受験生たちにいいたい。
普通ならば、日頃から信頼している人や同じ受験仲間に相談してアドバイスを受けるだろうが、私のポリシーとして受験することを他人にいわない以上、さまざまな方法を使って自分自身で解決してほしいと思う。
例えばすでにお話した気分転換法を実行する、あるいはプラスの動機付けを考えて心の重荷をとるなど、そこは自分で工夫しよう。
いちばん気持ちが楽になる方法を見つけて実行することだ。
一人で迷いを解決するメリットとしては、「いざ本番!」のときに役立つことが挙げられる。
当日は誰にも助けてもらえない。
どんなに信頼する人が身近にいたとしても、アドバイスをもらうことはできないので、全部一人でやらないといけない。
そのための訓練になるのである。
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